セーフィー株式会社 プラットフォーム開発部のソフトウェアエンジニア 鈴木敦志です。 セーフィーでは動画データの利活用を進めるため 顔認識来店分析サービス Safie Visitors などAI技術を活用したサービスの開発を行っております。
画像認識AI応用サービスを開発するには、一般的な用途 (顔認識や物体検知など) に対応する学習済みのAIモデルを使用するか、あるいは特定の用途 (不良品検知など) のために自前でAIモデルの構築・運用を行う必要があります。 一方で、「ドアが開いているか知りたい」「商品が陳列されているかを知りたい」などの簡単なタスクについては、既存の学習済みディープラーニングモデルを利用した転移学習とk近傍法などの単純な分類アルゴリズムを用いることで、数枚の教師画像を選択するだけで非常に簡単にAIによる画像分析を利用することができます。
参考: 20190928 M5StickVではじめる軽量モデルの実世界への応用 #TFUG - ミクミンP (@ksasao) 様
本記事ではSafieカメラのライブストリーミング映像を用いてAIモデル作成、リアルタイム画像分類を行うWebアプリケーションを実装しました。
- Safie AI画像分類 [alpha] について
- 使い方
- システム構成
- 推論アルゴリズム
- 今後の展望