はじめに
セーフィー株式会社 で画像認識AIの開発エンジニアをしている今野です。
今回は、最新の物体検出アルゴリズムであるYOLOv8を活用して、特定エリアを通過する車両を自動的にカウントするシステムの実装方法をご紹介します。このシステムは、交通量調査や駐車場の利用状況分析など、様々な場面で応用可能な技術です。
本記事では、YOLOv8による物体検出から、検出結果の後処理、そして実際の車両カウントまでの一連のプロセスを、具体的なコード例を交えて解説していきます。AIを活用した実用的なソリューションの構築に興味のある方々にとって、有益な情報となれば幸いです。
- はじめに
- やりたいこと
- 実施手順
- 環境構築
- YOLOv8 による物体検出と追跡
- コマンドの各引数の説明
- 保存されるファイル
- 検出結果の後処理
- 車両カウントの実施
- スクリプトの使用方法
- 課題
- まとめ
- 最後に