この記事は Safie Engineers' Blog! Advent Calendar の4日目の記事です。
こんにちは。カルチャー&コミュニケーション室のおかだみかこです。
カルチャー&コミュニケーション室は、社長直轄組織として社内外の広報活動等を担当しているチームです。「映像から未来をつくる」というセーフィーのビジョン実現に向けて「セーフィーカルチャー」を推進する活動も内包しています。
私は2025年4月、ちょうど当社の社員数が500名を超えたタイミングでセーフィーに転職しました。セーフィーが上場した2021年から比べると社員数は2倍以上。ビジネスも組織も圧倒的なスピードで成長している会社に入社したなあと思ったのを覚えています。
一般的に、組織が拡大すると「隣のチームが何をしているか分からない(サイロ化)」や「経営の意図が伝わらない」といった課題が生まれがちです。 多くの企業では社内報といえばテキストが多いと思いますが、私たちは「映像データ」を扱うテック企業として、テキストでは削ぎ落とされてしまう「熱量」や「文脈」こそが重要だと考え、「動画」による社内コミュニケーションを行ってきました。ということで、今回は私が担当している社内動画メディア「空フク」についてご紹介します。
「空フク」とは
端的にいうと、「空フク=動画社内報」と考えていただくとイメージがしやすいかと思います。スタートしたのは2023年10月で、今まで2年以上に渡り継続して社内向けの発信を続けてきました。
「空フク」は通称で、正式名称は「空飛ぶフクロウ~Safie's company newsletter~」です。セーフィーのシンボルマークでもお馴染みの「フクロウ」は知恵の象徴とされています。「空フク」の名前には、社員一人ひとりが持つ知恵をシェアし、お互いの知恵の循環を通じて、社内コミュニケーションを活発にしていきたいという想いが込められています。
空フクは2つのカテゴリで構成されています。
- Sadoxサロン
- 社長の佐渡島さんがスピーカーとして語るコンテンツ
- フクロウたちの知恵泉
- 社員の活躍、部署の取り組みを語るコンテンツ

左:Sadoxサロン「2030年目指すこと_ストレッチ組織の課題と解決にむけて」
右:フクロウたちの知恵泉「デザインセンター_ロゴデザインの思想と、セーフィーがつくるデザインとは」
現状把握のためのアクション
私が担当になってまず行ったのはアンケートです。社員の「空フク」活用状況を知り、今後の企画において参考とするために行うことにしました。
結果として、90%以上の人が認識しており、社員の2/3は何らかのコンテンツは見たことがあるというポジティブな回答が得られました。一方で「見たことがない!」という社員も少なからずいる状況がわかりました。見る機会がなかった人は大きく分けると以下の3つに分類されることも把握できました。
- 忙しく見る時間がない
- 更新タイミング不明
- そもそも存在を知らなかった
届ける相手である「社員」の皆様の声を確認したことで、実際に活動の方向性を決めることにも繋がったため、初手でアンケートをとったことは非常に有用でした。

現在までに実施したこと
アンケートを実施した5月から現在まで、まずは短期目線ですぐにできることからアクションを行ってきました。大きく分けると「告知の工夫」と「さまざまな社員が登場する企画」です。このブログでは「告知の工夫」にフォーカスしてもう少し詳しくお話ししたいと思います。

信頼関係をレバレッジする「公式発信」よりも「知っている人」
突然の話ですが、友人から手紙を渡されたとしたら、そりゃ必ず目を通しますよね。それと同じで同じチームや関係性の深いメンバーからのSlackは目につくと思うのですが、あんまりよく知らない人からの全体に向けたSlackは見落としがちではないでしょうか。
「空フク」の告知は社内のSlackを活用して発信していますが、全体メンションでの私からの告知は、情報の「ノイズ」として処理されてしまう可能性があると感じていました。
そこで着目したのが、社内における「ソーシャルグラフ(人間関係のつながり)」の活用です。担当者から言われるより、普段関わりのある同僚から「出演したので見てください」と言われた方が、圧倒的に視聴意欲が湧くはず。 アナログな手法ですが、「出演者に告知協力をお願いする」というフローを組み込むことで、「点」の発信を「面」の広がりに変える工夫を取り入れました。

最近も、出演者からではないのですが、社員の方が面白いよとご自身のチームに発信していただいたことでアクセスが急増したケースがありました。そういう循環をもっと増やしたい。そのための前提としては社員の皆様が「これいい!」と思ってもらうコンテンツが重要です。企画自体も力を入れていますが、引き続き良いコンテンツ作りには特に時間を割いていきたいと感じました。

「動画の弱点」を補完する+αの要約テキスト
映像は圧倒的に得られる情報量が多いのがメリットです。一方で、「忙しい時に手を止めて動画を見るのは正直しんどい。倍速だとしても」というのは正直あるのではと思います。
そのため、空フクNotionページで公開する際に、興味があるトピックかどうかを数秒で判断できるように「動画で話されていること」を箇条書きで添えるようにする工夫もはじめました。
また、要約の作成にはNotebookLMに編集した映像を読み込ませて、そこからテキスト案を検討することで効率化も進めています。

コミュニケーションは続けること
担当を引き継ぐ際に前任担当者のコメントで最も印象に残ったことは「継続して発信し続けることを大事にしてきた」という話です。首がもげそうになるくらい同意をしました。それは、私もコンテンツの発信は継続して続けていくことが大事だと思っていたからです。
現在、セーフィーは開発本部を含めた5つの本部、500人以上の社員がいる会社に成長し、ビジネスも組織も更なる飛躍に向けてみんなで歩みを加速させています。
最後になりましたが、社内の戦略や開発秘話なども含まれるため、「空フク」を見ることができるのは社員だけの特権です。セーフィーのお仕事にご興味がある方は採用サイトもぜひご覧ください。
この記事を読んでいただいた方が、仲間となり動画を見たり、はたまた出演者として登場したりとする日が来るのを楽しみにしています。
今後もより「面白い」「役立つ」「楽しい」空フクの発信を期待していただけると嬉しいです!