自己紹介
初めまして!セーフィー株式会社 25卒エンジニアの高橋侑歩です。
大学院では機械工学研究科に所属し、ロボットアームと機械学習について研究を行っていました。
「映像から未来をつくる」というセーフィーのビジョンに共感し、25卒のエンジニアとして入社を決意しました。

新卒エンジニア研修
セーフィーの新卒エンジニア研修では、4~7月までの4ヶ月を使って、社内課題を解決するためのプロダクト開発を行ってきました。

今年も7人の新卒エンジニアが1つのチームとしてプロダクト開発を行っていますが、メンバーのバックグラウンドや得意分野がそれぞれ違う中で、技術に対してどうやってキャッチアップしていくかがチームとしての課題だと感じていました。
そこで、アイデアを確定させるための期間としていた5月にプレ開発という形で、簡単なアプリを作成し、メンバーが技術のキャッチアップを行う機会を設けることにしました。
ただ、他の研修と重なり、メンバーの一部が参加できないという状況であったため、全員が参加できるように2回に分け、それぞれ6日間でプレ開発を行いました。
プレ開発の目的
プレ開発は2つの前提のもと、実施することにしました。
1つ目は「開発経験を積むため、技術のアウトプットの場にする」、2つ目は「チームで開発することの難しさと楽しさを体感する」です。
①開発経験を積むための技術のアウトプットを行う場にする
「メンバーのバックグラウンドや得意分野がそれぞれ違う中で技術に対してどうやってキャッチアップしていくか」はチームの中でも、重要な課題の1つだと感じていました。
また、オンライン学習教材を通して、知識や技術のインプットはできるものの、実際に手を動かして物を作るという経験はできていませんでした。
そこで、オンライン教材で学んだ知識や技術をプレ開発でアウトプットすることで、チームの技術力を向上させることができると考えました。
②チームで開発することの難しさと楽しさを体感する
チームとして何かを成し遂げたことのあるメンバーはいたものの、チームで開発を経験したことのあるメンバーはあまり多くありませんでした。
25卒エンジニア研修の目的としてチーム開発を通してプロダクト思考を学ぶことが掲げられています。プレ開発を通してチームで開発することの難しさと楽しさを経験できればチームとして目的を達成できるのではないかと考えました。
プレ開発で行ったこと
ここでは、2回行ったプレ開発のうち、1つを紹介します。
開発したもの
プレ開発では、フロントエンド・バックエンド・データベース(DB)の要素があり、6日間である程度形にできる分量のものを開発できるようなテーマである必要がありました。
そこで、「オフィスビルのキッチンカー出店状況を可視化するツールの開発」というテーマでローカルで動くWebアプリの開発を行いました。
セーフィーのオフィスビルでは、毎日1階にキッチンカーが5台ほど出店しています。毎日違うキッチンカーが来るので、なんのキッチンカーが来ていて、何を売っているのかを可視化できたら便利だと考えたためです。
開発の過程
6日間という開発期間の中で、いつまでに何をするのかを明確にするため、ガントチャートを作成して、スケジュールの管理を行いました。
1つのタスクにつき1人の担当者を決め、成果物を共有することでチームとして開発をすることを意識しながら取り組みました。
ミニマムでWebアプリを作るために必要な画面遷移図やシーケンス図、ER図などを作成する際にも、これまでの経験を問わずやってみたいものに挑戦しました。
以下のER図は過去に経験がないメンバーの1人が、プレ開発期間を通してアウトプットしたものです。

プレ開発に参加したメンバーからの評価
プレ開発に参加してくれたメンバーから、プレ開発にアンケートを取り、目的が達成できたかどうかを調査しました。
アンケートでは以下の4つの質問に10段階で評価をしてもらいました。
- プレ開発に参加してよかったですか?
- プレ開発で自身の成長を感じましたか?
- プレ開発で技術的なアウトプットをすることはできましたか?
- プレ開発を通して、チームで開発することの難しさと楽しさを体感できましたか?
結果はこのようになりました。(グラフ内の数値はアンケート回答者の平均値)
また、プレ開発に関して、以下のようなフィードバックをいただきました。
- 楽しかったし、やったことがないことができた
- 短い時間の中で、できる限りのことができましたし、何より参加してとても楽しかった
- 個人のタスクをやりながら、リーダーとしてチームの進捗を管理できるようになった
- 作ったものを突き合せないと整合性がとれないということは実感できた
- 完全に初めてチーム開発を体験したので、もう少しヒントやtipsなどがあると嬉しかった
プレ開発の目的としていた「開発経験を積むため、技術のアウトプットの場にする」、「チームで開発することの難しさと楽しさを体感する」という観点では、目的はある程度達成できたのではないかと感じます。
プレ開発を終えて感じたチームの成長
チーム開発経験がない・大学や大学院では全く別の分野に関する研究を行っていたなどバックグラウンドの違うメンバーが、6日間という短い期間の中でWebアプリを開発することができました。
メンバーのそれぞれが興味のある領域に対してのインプットを行い、プレ開発を通してアウトプットすることができるきっかけを作れたのはよかったのではないかと感じます。
また、研修が始まってまだ1ヶ月しか経っていない状況で、今回のプレ開発がメンバー同士の仲を深めるきっかけとなったことも非常に良かった点の1つです。技術的なスキルアップだけでなく、チームとしての結束を強めることができたと感じています。
まとめ
新卒のエンジニア研修の中で、「バックグラウンドや得意分野がそれぞれ違うメンバー同士が、どうやって技術的なキャッチアップしていくか」という課題に対するアプローチを考え、実践しました。結果として、チームメンバーの技術力向上と、チームとしての関係性が向上したという点で、プレ開発を実施してよかったと感じています。
エンジニアの新卒研修の途中ですが、一人前のエンジニアになるために日々精進していきます。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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