はじめに
こんにちは、セーフィーのイマドです。
この記事はSafie Engineers' Blog! Advent Calendar 13日目の記事です。
セーフィーでは「映像から未来をつくる」というビジョンのもと、AIなどの技術をクラウドや映像と紐付けることでさまざまな業界の不を覆すソリューションを日々模索しています。
そんな折、画像生成AIのStable Diffusionや人間のように自然な対話ができるChatGPTなど、様々な技術がソーシャルメディア上で話題になってきました。実際に使ってみるとその完成度に衝撃を受けたという人も多いのではないでしょうか、私もその一人です。
これらの最新技術は別に雲の上の話ではなく、実は全ての人が少し手を伸ばせば届く距離にあるわけです。
そこである考えが浮かんできました。
世の中にある最新技術や既存の技術要素を部品に見立てて、レゴのように組み合わせることで業界や顧客の課題を解決できる価値を簡単に作れてしまうのではないか…
そしてあわよくば、プログラミングとか面倒なことはAIにまかせてしまいたい…
今回はそんな夢みたいな話を現実にしてくれるかもしれない組み合わせを見つけたのでご紹介します。
それが「対話AIのChatGPTと、ローコードツールPipedreamの組み合わせ」です。
次章からそれぞれを解説していきます。
- はじめに
- 各種技術の紹介
- OpenAI ChatGPT
- OpenAI API(GPT-3 text-davinci-003)
- Pipedream
- 15分でAIチャットボットを作ってみる
- 背景
- ざっくり構成を考えてみる
- STEP1:特定のチャンネルで特定の文字列を検知(Slack)
- STEP2:文字列から必要な部分だけを取り出す(Function)
- STEP3:回答文を生成する
- Open AIアカウント設定
- APIキーの発行
- Pipedreamの環境変数にAPIキーを設定
- OpenAI APIへのリクエスト
- AIにキャラクターを付与する
- STEP4:回答をスレッドに投下する。
- テスト/デプロイする
- 結果
- おわりに
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