こんにちは!
モバイルチームの夕田です!
先日開催された国内最大級のiOSエンジニア向けカンファレンス「iOSDC Japan 2025」に、セーフィーのiOSチームが参加しました! 今年セーフィーは本イベントにシルバースポンサーとして協賛させていただきました!
本記事では、記念すべき10周年を迎えたiOSDC Japanの現地の熱気や、特に印象に残ったセッションについてレポートします。
iOSDC Japan とは?
iOSDC Japan はiOS関連技術をコアのテーマとした技術者のためのカンファレンスです。 公募によって選ばれたスピーカーによるセッションはもちろん、各企業のブースも多く出展され、技術的な学びとエンジニア同士のネットワーキングが活発に行われる場となっています。
今年は初回開催の2016年から10周年という節目であり、会場も新たに「有明セントラルタワーホール&カンファレンス」へと移され、例年以上の熱気に包まれていました。
開催概要
- 日程:
- 2025年9月19日(金) Day 0 (前夜祭)
- 2025年9月20日(土) Day 1
- 2025年9月21日(日) Day 2
- 会場: 有明セントラルタワーホール&カンファレンス
私たちセーフィーも、前夜祭から最終日まで3日間すべて現地で参加しました!
(バドワイザー美味しかった🍺)


特に印象に残ったセッション
個人的に印象的だったセッションをいくつかピックアップして紹介します。
Swiftコードバトル
ステージ上で2名のエンジニアがリアルタイムにコーディングで競う企画です。 観客から注目される緊張感の中、限られた時間でいかにコードを短く書き上げるかという戦いは圧巻でした。ビルドが通り、より少ない文字数がスクリーンに表示された瞬間に会場から沸き起こる歓声は、まるでeスポーツを観戦しているかのようでした!
「iPhoneのマイナンバーカード」のすべて
今年の6月から運用開始となったiPhoneへのマイナンバーカード機能搭載について、開発に携わったデジタル庁の方から直接お話を伺える貴重な機会でした。
カード表示の偽造対策や、プライバシーを保護しつつ年齢等の必要な情報のみを選択的に提示できる mDoc(Mobile Document) の仕組みなど、セキュリティとユーザビリティを高いレベルで両立させるための技術的な工夫は、非常に興味深かったです。
プログラマのための作曲入門
個人的に最も楽しみにしていた発表です!
技術セッションとは一味違い、プログラミングの論理的思考と音楽理論を結びつけるような発表で、コード進行が持つ数学的な構造を非常にわかりやすく解説していただきました。発表の最後に再生されたオリジナル曲は、会場にいたiOSエンジニアが深く共感するもので、再生後には会場が大きな拍手に包まれました。
スマートフォン 来し方行く末 〜どこから来てどこへ往くのか〜
@hak さんと @tomzoh さん、お二人の対談セッションは、時間を忘れて聞き入ってしまうほど非常に面白い内容でした。
iPhoneの登場から現在に至るまでの技術的な変遷を、その背景にある設計思想や文化とともに振り返るお話は、まるでラジオ番組を聴いているかのようでした。過去から学び、これからのプロダクトや、iOSの未来を考える「きっかけ」を得ることができました。
まとめ
iOSDC Japan に参加して、技術的な学びはもちろん、コミュニティの熱量を肌で感じられたことが大きな収穫でした。
セッションの合間に全てのスポンサーブースを訪問し、交流する中でたくさんの刺激を受けました。夢中で回った結果、スポンサーブースビンゴをコンプリートし、記念のTシャツも2枚いただくことができました!
多くの素晴らしい発表に触発され、来年は私も「ルーキーズLT」に登壇したいと思いました。
また、各社の活気あるブースを見て、来年はセーフィーとしてもブースを出展し、我々の技術的な挑戦やプロダクトの魅力を皆さんに伝えたいと思っています!
アフターイベント
2025年10月10日(金) に、はてな、Cybozu、kubell、セーフィー、フェンリル、WealthNavi、ゆめみの7社合同で、DroidKaigi 2025 & iOSDC Japan 2025のアフターイベントを開催します。
下記 connpass のページをぜひご確認ください!
おわりに
「ブログを書くまでがiOSDC」ということで、無事に私たちもiOSDCを締めくくることができました✌️
最後になりますが、このような素晴らしいイベントを企画・運営してくださったスタッフ、関係者、スポンサーの皆様に心より感謝申し上げます。 来年も楽しみにしています!!
セーフィーでは一緒に働くエンジニアの仲間を随時募集しています。 少しでも興味を持たれた方がいましたら、ぜひ下記の採用ページをご覧ください。