こんにちは、セーフィー株式会社でサーバサイドのエンジニアをしている河津です。同時に、このSafie Engineers' Blog!の運営も行っています。
2022年12月にセーフィー株式会社初のアドベントカレンダーを実施し、大盛況のまま終わりました。 (だいぶ遅くなってしまいましたが、)この記事では、その様子について振り返りを行いたいと思います!
実施したアドベントカレンダーの基本概要は以前記事にしてまとめましたので、もし良ければこちらもご覧ください!
基本情報
アドベントカレンダーはQiitaの機能を用いて行いました。
開催前から25枠全てが埋まり、一つの欠けもなく全ての記事が執筆・公開されました!改めて執筆いただいた方々には感謝しております。
モチベーション
テックブログの更新などは少しずつ進めていたものの、アドベントカレンダーの開催は今回初となります。 他のテックカンパニーでは当たり前のように開催されており、アドベントカレンダーを開催しないこと自体がセーフィーにとってマイナスになると感じていました。 2022年度になってテックブログ運営チームの体制がようやく整ってきたため、満を持して開催することができました。
運営側で意識したこと
- まずは「開催して運営する」ことを目標とし、25枠埋めることは目標としませんでした。どちらかというと開催すること自体が最重要と思っていたのと、運営する上での課題は走ってみてフィードバックを集め来年に改善していくことを意識しました。(その上で25枠埋まったのはかなり嬉しいことでした)
- なるべく運営側の負荷がかかりすぎないよう、あえてレビューフローを短縮しリスクチェックのみとし、運営側が走りきれる体制を心がけました。(後の振り返りで、記事のクオリティアップのためにレビューは厚めにした方が良いかもというフィードバックを得ています。このフィードバックも、まずは実験的にやってみたことで得られたものだと思っています)
執筆記事のピックアップ
ここからは、実際にアドベントカレンダーに寄せられたいくつかの記事についてピックアップしたいと思います。
ピックアップその1:画像認識コンペについて(CTO森本のフリー素材化)
執筆いただいた記事の中で、セーフィー社内で行った画像認識コンペをテーマに取り扱った記事が3記事ほど集まりました。 コンペの内容は、オフィス内に設置されているカメラにCTO森本が映ったらそれを検知し、メールやSlackなどに通知するまでを目標に開発を行う、というものです。 いずれも解析モデル構築について試行錯誤している記事になっています。
CTOの顔画像を自由に使って進めている雰囲気がとても良いと思い一番最初にピックアップさせていただきました。
※アドベントカレンダーの記事ではないですが、最近も顔はめパネル作成をテーマにした記事内でCTOの画像を使用しつつ技術解説しています。
ピックアップその2:PoC系の記事
アドベントカレンダーに限らず、セーフィーのテックブログ内にはサービス内で使用されている技術や導入検討している技術の話などが多く集まる傾向にありますが、今回のアドベントカレンダーではそれに限らない様々な角度からの記事が集まりました。 そのうちの一つがPoC系の記事であり、「whisper」を用いた文字起こしや、今話題の「ChatGPT」について「やってみた/触ってみた」系の記事が集まりました。 いずれも多くの方に読まれた記事となりました。
ピックアップその3:サーバ・インフラに関わる記事
AWSに関するインフラ周りをテーマにした記事が多く集まる傾向にありました。その中で特にAmazon Aurora MySQLのバージョンアップの話、AWSのコスト集計作業を効率化する話がぞれぞれ多く読まれた記事となったため、ピックアップさせていただきます。
ピックアップその4:開発マネジメント系の記事
テックブログには技術的な内容をテーマにしたものが集まる傾向にありますが、今回は開発マネジメント系の記事もいくつか集まりました。 マネジメント系と一括りに話しましたが、「スクラム開発」「プロダクトマネジメント」「エンジニアリングマネジメント」「新規事業開発」など様々な観点にフォーカスされた記事が集まりました。
ピックアップその5:インターンシップについて
2023年新卒入社予定でインターンシップに参加いただいた学生の方に、インターンシップの内容について記事にしていただきました。 志望理由やインターンシップで行ったこと・試行錯誤したポイント、学んだことなどを執筆しており、セーフィーへの新卒採用エントリーを検討している学生の方々には参考になる内容なのではないかと思っています。
振り返り
初回での開催であり、運営側もノウハウがない中実施したため、いくつか運営側の課題が出てきました。一部を抜粋すると、
- Qiitaのカレンダーを使用したが、Qiitaアカウントを持たない人に対して代理でURL登録を行う運用が手間になったため、Adventarなどの使用を検討する
- 参加ガイドラインの存在が伝わりきらず、ガイドラインの内容が長く分かりにくいからではないかという意見が挙がったためガイドラインの見直しを行う
- 告知と執筆者募集については早めに(10月初旬ごろには)行った方が良い
などの意見が上がったため、改善につなげていきたいと思っています。 また、2023年度も実施を検討していますため、ぜひ楽しみにお待ちいただけたらと思います!
セーフィーではエンジニアの採用を積極的に行っております。もし興味が出てきた際はぜひご応募いただけたらと思います。